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一級建築士兼気象予報士が教える 資格試験勉強継続のコツ7選

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まずはじめに、私の資格取得歴からお話しさせていただきます。

社会人1年目の22歳で二級建築士に、その後25歳で一級建築士に、さらには32歳で気象予報士の試験に合格しました。

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大学を卒業して以来約10年間、働きながら勉強を続けてきました。

そこで一級建築士と気象予報士という合格率5~10%の2つの難関資格に合格した経験をもとに、勉強を継続するコツを7つ紹介します。

働きながら資格試験の合格を目指す皆様の参考になればと思います。

えのもと
えのもと

それでは勉強継続のコツを紹介していきます。

合格後の姿をイメージする

その資格を取ったらどのように活かしたいのか、社会でどのような活躍をしたいのかというイメージをより具体的にふくらませることが重要です。

なんとなくや、誰かにすすめられたからといった、ぼんやりとしたイメージでは苦しいときに乗り越えることができません。

自分の心からやる気が湧き出るようなイメージを持って、試験勉強に挑むことが大切です。

えのもと
えのもと

本当にやりたいことなのかと、

自分の心に問いかけてみましょう。

逆算してスケジュールを立てる

試験日から逆算して、いつまでに、どこまで勉強を進めるかというスケジュールを必ず立てましょう

例えば試験日まで残り300日で、勉強する科目が5つある場合を考えます。

私であれば1つの科目あたり50日で計算します。

そうすると5科目×50日で合計250日となり、残った50日を過去問を繰り返し解く期間にあてようとなるわけです。

無計画に手当たり次第に勉強を進めてしまうと、自分の現在地を見失ってしまいます。

試験日という灯台の灯りを常に意識して、進捗を確認しながら勉強を進めていきましょう。

朝型か夜型かを見極める

自分が朝型か夜型かを見極めることは、効率よく勉強を進めるためには不可欠です。

えのもと
えのもと

私は完全に朝型です。

朝型の私は夜になると眠気がすごくて、夜中に勉強するなんてとてもじゃないけれど考えられません。

そこで夜中に勉強するのは諦めて、夜は早く寝て朝5時に起きて勉強を開始する生活を送っていました。

反対に朝起きるのが苦手で、夜中の方が頭がさえてくるという方もいるでしょう。

自分は朝型なのか夜型なのか、どちらの時間帯に勉強した方が効率が良いのか、自分にとってストレスのないスタイルを確立することが大切です。

毎日少しだけでも進める

仕事が忙しくても、体調がすぐれなくても、少しだけでも毎日継続して勉強することが合格に近づく方法です。

社会人になると予期せぬ残業や、突然の飲み会の誘い、日々の疲労からくる体調不良など、生活リズムがくずれることも多々あります。

そんな状況の中でも、日々コツコツと15分だけでもいいので勉強を継続することが大切です。

継続するクセが付くと、ある時から勉強しないと気持ち悪いという感覚になってきます。

自分の中で継続して勉強する習慣を身に付けることで、その日のやる気やモチベーションに左右されることなく勉強に励むことができるようになります。

キリのいいところで終わらない

キリのいいところでその日の勉強を終わらせてしまうと、次の日にまた新しいことから始めることになり、勉強を始める腰が重くなってしまいます。

例えばページの途中で切り上げたり、演習問題を解いた後の採点は次の日にまわすなど、キリ悪くその日の勉強を終えてみてください。

今日は何をやろうかなと思って勉強をスタートするのではなく、昨日残した途中からやろうという方が勉強を開始しやすいことを実感してもらえると思います。

机に向かい、参考書を開くハードルを下げることが、日々勉強を継続する上では大切です。

すきま時間を活かす

忙しい社会人にとって、すきま時間の積み重ねは非常に重要です。

通勤時間や予定と予定の間など、細かい時間を拾い集めていくと、それなりの時間が確保できます。

同じ30分でもネットサーフィンやYouTubeを見て過ごすのではなく、参考書を読んだり過去問を解いたりすることを積み重ねることで大きな差が開きます。

私は少しのすきま時間でも無駄にしないために、勉強期間中は常に参考書や問題集、ノートを持ち歩くようにしていました。

家に帰らない

家に帰ると誘惑がいっぱいで、誘惑に負けてしまい勉強ができなくて罪悪感を覚えたことがあるという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

えのもと
えのもと

私は家では勉強しないと決めていました。

出勤前や仕事終わり、休日には次のような場所を活用して勉強していました。

  • カフェ
  • ファーストフード店
  • ファミリーレストラン
  • 図書館や公民館の自習室
  • 月極めの有料自習室

休みの日はお店の混み具合の状況や、自分の気持ちの切り替えを考えて、いくつものお店をハシゴして徹底的に家では勉強しませんでした。

家以外の場所で勉強するメリットは、他人の目があるためサボりづらいことや、同じく勉強している人の姿を見て勇気づけられることがあります。

まとめ

今回は資格試験の勉強を継続するコツを7つ紹介してきました。

  • 合格後の姿をイメージする
  • 逆算してスケジュールを立てる
  • 朝型か夜型かを見極める
  • 毎日少しだけでも進める
  • キリのいいところで終わらない
  • すきま時間を活かす
  • 家に帰らない

私自身が一級建築士と気象予報士の試験に合格して思う、合格するための最大のポイントは毎日少しでもいいのでコツコツと勉強を積み上げることです。

毎日の少しの差が長い期間を経て、残念ながら不合格となってしまう方との大きな差を生み出します。

自分の性格や生活リズムを理解し、勉強を継続できる環境を整えることが重要です。

今回の記事が皆さんが挑む試験の、合格のきっかけとなれば幸いです。

ABOUT ME
榎本裕一
榎本裕一
一級建築士/気象予報士
新卒でゼネコンに入社後、現場監督として公共施設、マンション、物流センターなど大規模建築物の建設に携わる。

一級建築士を取得後、注文住宅の設計に転職し現在までに累計100棟以上の住宅の設計を行う。

さらに気象予報士としてもTV局で気象サポートの仕事を行ない、建築と気象の二刀流生活を送っている。

【資格】一級建築士/気象予報士/SDGs検定合格
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