一級建築士と気象予報士合格経験者が教える 合格できる過去問への取り組み方5選
過去問はどのような試験においても、最高の教材となります。
理由はその試験がどのような出題方式で、どこが出題されやすく、問題の量はどれぐらいなのかということを教えてくれるからです。
そんな最高の教材の過去問ですが、取り組み方を間違えると活かしきることは出来ません。
そこで合格率5~10%の試験である一級建築士と気象予報士の2つの試験に合格した経験をもとに、合格できる過去問への取り組み方を5つ紹介します。
一喜一憂しない
過去問を解く時に、自己採点するのは重要なことです。
しかし、その結果に一喜一憂してはいけません。
合格ラインに達していようが、達していなかろうが過去問はあくまで過去のもの。全く同じテストが繰り返されることはありません。
自分はどこを理解できていて、どこが理解できていないのかを自覚することが最大の目的ということを意識しましょう。
一つ一つ理解する
問題を解き、自己採点をして、正解していたからそれでOK!で終わらせてはいけません。
選択式の問題の場合は選択肢の一つ一つまで、どこが正しくてどの部分が誤っているのかを理解するようにしてください。
過去に出題された選択肢の内容を少し変え、似たような問題が出題されるケースは少なくありません。
選択肢の一つ一つまで理解していれば、類似の問題の正解率をグンと上げることができます。
時間をはかる
過去問を解く時は、必ず時間を計るようにしましょう。
どんなに理解できていても、どれだけ正解率が高くても、試験本番では時間内に解ききれなければ意味がありません。
最初は時間内に解ききれなくても全然OKです。
過去問では問題の傾向を知るのと同じぐらい、時間配分の感覚をつかむということが重要となります。
最低3周する
私の経験上、1回目で間違えた問題は、2回目でも間違えやすく、3回目に取り組むことでようやく頭に定着します。
過去問は広く浅く取り組むよりも、同じ範囲を繰り返し深く取り組んだ方が知識が定着します。
1回目で間違えた問題には〇印、2回目で間違えた問題には△印など、目印を付けておくことで自分の弱点を効率よく克服することが可能となります。
記録する
過去問を解いた日、さらにその時の点数をスケジュール帳に記録するようにしましょう。
記録することで問題を解いた量や、得点の伸びが可視化され、モチベーションアップにつながります。
万が一試験で上手くいかなかった時でも、スケジュール帳を見直すことで、次回の試験にむけた学習計画の改善を行うことが簡単になります。
まとめ
冒頭でも述べたように、どんな試験においても過去問は最高の教材です。
そんな最高の教材を存分に活かすためにも、丁寧に、繰り返し、過去問に取り組むことが重要です。
今回紹介した過去問に取り組むときの5つのポイントを自身の勉強スタイルに取り入れ、絶対に合格を勝ち取ってください。応援しています。