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建築

一級建築士が教える効率的な窓の開け方

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掃除をするときや風邪やインフルエンザなどの感染症対策、春や秋など風が気持ちいい季節などお家の窓を開けるシチュエーションは数多く存在します。

そんな窓を開けるときには効率の良い開け方があります。

効率の良い窓の開け方を実践することで、お部屋の空気を気持ち良く入れ替えることが可能となるのです。

窓を開ける時のポイント

YKKap 窓がポイント! 住まいのじょうずな換気方法

窓を1ヶ所開けるだけでは空気がうまく流れず、部屋の中の空気のよどみは解消されにくいです。

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窓を2ヶ所開けることで風の通り道がうまれ、効率よく部屋の空気を入れ替えることができます。

ポイントは部屋の対角にある2つの窓を開けること、こうすることで部屋全体の空気が循環します。

窓が1ヶ所しかない時には

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窓が2つ以上ある部屋の場合はいいかもしれませんが、1つしか窓がない部屋の場合の対処法を紹介します。

部屋に窓が1つしかない場合には扇風機やサーキュレーターをうまく活用し、風の流れをつくりだしましょう。

部屋の入り口のドアを開け、窓付近から外に向かって扇風機やサーキュレーターを設置することで部屋の空気を入れ替えることが可能となります。

まとめ

部屋の窓を1ヶ所だけしか開けない場合と、2ヶ所開けた時の換気効率は2ヶ所開けた時の方が10倍よくなるという実験結果もあります。

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窓を開けて風をとりこんでも出口がなければ、部屋の空気は入れ替わりにくいのが現実です。

風の入口と出口をしっかりと確保することを意識しながら窓を開け、お部屋の環境を整えていきましょう。

ABOUT ME
榎本裕一
榎本裕一
一級建築士/気象予報士
新卒でゼネコンに入社後、現場監督として公共施設、マンション、物流センターなど大規模建築物の建設に携わる。

一級建築士を取得後、注文住宅の設計に転職し現在までに累計100棟以上の住宅の設計を行う。

さらに気象予報士としてもTV局で気象サポートの仕事を行ない、建築と気象の二刀流生活を送っている。

【資格】一級建築士/気象予報士/SDGs検定合格
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